春の日差しと共に桜の季節が訪れます。今回はサクラの情報をお届けします。
日本には現在、約300種類の桜があるといわれていますが、元をたどれば11種類の基本種から 生まれています。例えばソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの交配によって 出来た品種です。ここでは基本種とされている11種類をご紹介します。
クマノザクラが発見されたのは2018年。1915年にオオシマザクラが発見されて以来、約100年ぶりの出来事でした。日本ではもう新しい基本種が見つかることはないとも言われていたため、業界関係者を驚かせた歴史的発見となりました。
上記で紹介した基本種の桜が見られるお花見スポットを2か所ご紹介します。 日本の春に欠かせない桜の貴重な基本種を見に訪れてみてはいかがでしょうか。
本社のある十日町市ではカスミザクラを見ることが出来ます。平成6年に閉校となった旧白倉小学校 (現在は宿泊施設として使われています)には周囲約3.6mと非常に大きなカスミザクラがあり、これは 全国で4番目の大きさだそうです。平成14年には旧川西町によって幹の治療が行われるなど白倉地区のシンボルとして大切にされてきました。
住所:新潟県十日町市小白倉卯62-1
営業所の隣町の寄居町にある鉢形城公園ではエドヒガンを見ることが出来ます。樹齢150年を越えると 推定され、町の天然記念物に指定されています。鉢形城主の北条氏邦にちなみ「氏邦桜」の愛称で 親しまれています。また、鉢形城公園には数か所のカタクリの群生地があり、薄紫色の可憐な花を 楽しむことも出来ます。
住所:埼玉県大里郡寄居町鉢形2496-2