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今月の草木花

紫陽花

雨が続いて気分も憂鬱になりがちな季節ですが、とても美しい紫陽花が見頃を迎えています。 今回はそんな紫陽花に関する様々な情報や豆知識をご紹介します。

紫陽花の種類

紫陽花は日本原産のガクアジサイが西洋に渡り品種改良を重ねられ、西洋アジサイとして日本に      逆輸入されてきました。今現在も品種改良が進んでおり多くの品種が存在することから形や色の     種類が非常に豊富にあります。ここでは4種類の紫陽花についてご紹介します。

セイヨウアジサイ

大輪で色の種類が多いため切り花や鉢植として 人気が高い品種です。生花店などではハイドランジアの名で呼ばれる事が多いようです。    

ガクアジサイ

幹が太く枝が見えなくなるほど葉を多く茂らせるのが特徴です。暖地の海岸沿いに自生している事
からハマアジサイとも呼ばれています。    

アマチャ

発酵、乾燥させた葉を煎じて飲むと甘味があり お釈迦様の誕生を祝う灌仏会(花まつり)で使われ ます。天然甘味料としても注目を浴びています。 

ノリウツギ

小さな花が集まってピラミッド状の円錐形を作ります。樹皮を剥ぐと粘りがあり、紙漉きや製紙の際に糊として使ったことから名付けられました。

紫陽花の花はどこ?

 実は私たちが紫陽花の花だと思っている部分は本当の花ではないというのをご存知ですか。紫陽花をよく見ると花の真ん中にさらに小さな花があるのがお分かりいただけるでしょうか。この小さな花が「真花」と呼ばれる本当の花です。少し見えづらいですが、おしべとめしべがあるのが分かります。一方で 花びらのように見える周りの4枚はがくが発達したもので 「装飾花」と呼ばれています。

紫陽花の色が決まる理由

紫陽花には赤、青、紫など様々な色がありますが、この色は花に含まれるアントシアニンと土壌に含まれるアルミニウムとの化学反応によって変化します。土壌がアルカリ性だとアルミニウムが溶けにくく化学反応が起きないためアントシアニン本来の色である赤色のままです。一方、土壌が酸性だとアルミニウムが溶けやすくなりアントシアニンと結合し化学反応が起こるので青色に変化します。従って土が吸収した水が酸性=青色、中性=紫色、アルカリ性=赤色の紫陽花が咲きます。青色の紫陽花をよく 見かけるのは、日本が火山大国であるため酸性の土壌が圧倒的に多いからです。ちなみに赤紫色は老化して根からアルミニウムを吸収できなくなった紫陽花、白色はもともとアントシアニンを持っていないため土壌によって色が変化しない紫陽花です。

紫陽花は小さな花が集まって咲いているように見えることから“家族”や“団欒”といった花言葉があり、  母の日や父の日のプレゼントとしても人気が高まっています。しっとりと雨に濡れた姿も美しく梅雨を爽やかに彩ってくれる紫陽花をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

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